チッ、チッと鳴いている小鳥 アオジ

ふらの野鳥記録

データ

  • 分類   スズメ目科ホオジロ科ホオジロ属
  • 生息地  全国各地
  • 体長   16㎝
  • 撮影場所 北海道 公園など

アオジってどんな鳥?

アオジはスズメ目ホオジロ科の小鳥で、体長は約16センチほど、

スズメより少し大きいくらいです。

頭が暗い緑がかった色、背中は茶色、胸からお腹は黄色〜黄緑色っぽく見えるのが特徴です。

どこにいるか

日本では全国で見られる鳥で、山林や雑木林、

河川敷のやぶ、草原などに多く、藪の中や林の縁のやや薄暗い場所を好みます。

鳴き声と名前の由来

普段は藪の中から「チッ、チッ」と短く鳴く声がよく聞かれます。

繁殖期のオスは高い枝にとまって、澄んだきれいなさえずりを聞かせてくれます。

「アオジ」という名前の「アオ」は、昔の日本語で緑色を含む広い意味の「青」のことで、

体に黄色〜黄緑色が目立つことから付けられたとされています。

何を食べているか

主に草や木の種子を食べますが、季節によっては小さな昆虫などもとります。

地面近くをちょこちょこ歩きながら採食している姿がよく見られます。

おおよその繁殖期

日本でのアオジの繁殖期は、

だいたい5月から8月ごろとされています。

4月中旬ごろから夏鳥として繁殖地に渡来し、

夏のあいだ繁殖して、秋にはまた移動するというサイクルが報告されています。

地域差について

北海道や本州中部以北の山地など、寒い地域ほど
・到着がやや遅め
・繁殖が少し短期間になりやすい

といった傾向があると考えられています。

営巣する場所

アオジは地上から低木層の低い位置に巣を作ることが知られています。

やぶを好む性質が強く、草本や低木が密に茂る場所を選んで営巣します。

巣のつくり方と環境

高尾山の観察例などでは、地面に近い低い枝に、

枯れ草や細い茎を折り曲げてカップ状の巣を作り、そこに卵を産むとされています。

好む植生条件

研究報告では、
・低木層や草本層がある程度発達している区画
・やぶが連続していて身を隠しやすい場所

でアオジの生息密度が高くなることが示されており、

こうした環境が営巣場所とも深く関係していると考えられています。

鳴き声と性格

茂みの中で「チッ、チッ」と地鳴きしたり、春から初夏には、

さえずりで鈴を振るような澄んだ音色を響かせるといわれています。

やぶの中に隠れていることが多く、姿をじっくり見るのは少し難しい鳥です。

見分けのポイント

似た仲間にノジコやシマアオジなどがいますが、

アオジはおなかの黄色が比較的はっきりしていて、

全体に黄緑っぽく見えること、オス成鳥は頭がやや暗い緑灰色で、

メスはもっと淡い色でやさしい顔つきに見えることなどで見分ける手がかりになります。

撮影ポイント

声で見つけて場所を絞る

藪の中でよく地鳴きするので、まず声で場所を探し、

じっと待つか、少し離れたところから観察すると姿を現しやすくなります。

明るめの抜けを探す

藪の手前の細い枝や、草むらの切れ目など、

背景が抜ける場所を見つけて構えておくと、出てきた瞬間を撮りやすいです。

公園での具体的なイメージ

公園なら、人の少ない早朝に、

  • 池や水路沿いのヨシやガマの根元
  • 林と芝生の境目の藪
    あたりを一回りしながら、声がする場所で立ち止まる、という動きが効率的です。

基本の撮影モード

とまっているアオジ用

  • 撮影モード:AモードまたはAvモード
  • 絞り:開放付近(F4〜F5.6程度。レンズの最小F値でOK)
  • シャッタースピード:最低でも1/500秒以上になるように
  • ISO:オートISOに設定し、上限を1600〜3200あたりに設定しておくと安心です。
    大きくボカしつつ、ブレないようにするという考え方です。

動きのある場面(跳ねる、飛び立つなど)

  • 撮影モード:SモードまたはTvモード、もしくはMモード+オートISO
  • シャッタースピード:1/1600〜1/2500秒程度を目安
  • 絞り:開放付近
  • ISO:オートISOで上限3200〜6400程度にしてシャッタースピードを優先
    野鳥撮影ではまず速いシャッタースピードを確保し、足りない明るさをISOで補うのが基本とされています。

実際に試すときの手順

  • まず「Aモード+絞り開放+オートISO+連写+AF-C」で始める
  • 撮った写真を拡大して、ブレていたらシャッタースピードを速くするか、ISO上限を上げる
  • 飛び出しを狙いたくなったら「SモードかM+オートISOで1/1600秒以上」に切り替える

まとめ

  • 体長は約16センチほど、スズメより少し大きいくらいです。
  • 普段は藪の中から「チッ、チッ」と短く鳴く声がよく聞かれる
  • アオジはおなかの黄色が比較的はっきりしていて、全体に黄緑っぽく見える
  • 声で場所を探し、じっと待つか、少し離れたところから観察する

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