データ
- 分類 スズメ目キバシリ科キバシリ属
- 生息地 北海道全国各地
- 体長 14㎝
- 撮影場所 富良野 鳥沼公園
キバシリってどんな鳥?
キバシリはスズメより少し小さいくらいの、日本の山地や森にすむ小型の野鳥です。
細長く少し下に曲がったくちばしと、樹皮に溶け込むような茶色い背中、
白っぽいお腹が特徴で、木の幹にペタッと張りつくように動きます。

XF150-600F5.6-8LM OIS WR
キバシリは木の幹と保護色になっている

XF150-600F5.6-8LM OIS WR
キバシリの特徴
- 鳴き声さえずりピーピョッピョッ、ピリーピリー
- 地鳴き シリー、シリー
- 繁殖期は2月下旬頃
- 一夫一妻制で繁殖期は3月から6月
- 木の幹の割れ目に潜む昆虫やクモを食べる
- 木の幹を走りながら餌を探す
行動の特徴
キバシリは、木の幹を下から上に向かって、らせん状にちょこちょこと登りながら、
樹皮のすき間にいる小さな虫などを探して食べます。
登りきると、近くの木の根元あたりにサッと飛んで、
また同じように登り始める動き方をくり返します。
日本で見られる場所と季節
日本では主に本州以北の森林で通年見られる留鳥として知られ、
落葉樹や針葉樹が混ざるような森で観察記録が多くあります。
最近でも、長野や青森、埼玉など各地の山の公園や遊歩道、
野鳥の森で観察されています。
声と見つけ方のコツ
鳴き声は高く細い声で、さえずりも地味で遠くまで響くタイプではありません。
そのため、まずは「木の幹を、下から上へ、スズメくらいの小さな鳥が登っていないか」を探すと見つけやすいです。
体色が樹皮そっくりなので、動きに注目すると見つけやすくなります。
キバシリの決め手
キバシリだと判断しやすいポイント
- 体型はとても細長い
- くちばしが細く下向きにカーブ
- 尾羽は長くて硬く幹に立てる
- 色は背は樹皮そっくりの暗褐色
- 動き方は幹の下から上へらせん状に登るだけ
特に、樹の幹を「必ず下から上へ登る」「背中が幹と同化するほど地味」「くちばしが下に曲がっている」
この三つがそろうとキバシリの可能性がかなり高いです。
巣を作る場所
キバシリは、次のような「木の穴」やすき間を巣に選ぶことが多いとされています。
- 古い木の幹のうろや樹洞
- 樹皮がはがれてできたすき間
- 朽ちかけた木の割れ目
- キツツキなどが開けた古い穴
自然の穴を利用するほか、小鳥用の巣箱を利用して営巣した例も知られています。
巣のつくり方と材料
巣の内側には、次のような柔らかい素材を運び込んで敷き詰めます。
- 木の樹皮の細片
- コケ
- 草の枯れた部分
- 動物の毛などの柔らかい素材
こうした素材でクッションのような産座をつくり、その上に卵を産んで抱卵します。
繁殖の時期
日本の山地では、おおよそ春から初夏にかけて繁殖期を迎え、
木の葉が茂り始める頃にヒナが巣立つことが多いと報告されています。
具体的な時期は地域や標高によって少し変わります。
撮影ポイント
探すときのコツ
キバシリ撮影のポイントとして、野鳥サイトや記録から共通しているのは次のような点です
- 針葉樹やコケの多い太めの幹を「下から上へ」細かく動きながら登る
- 幹の裏側にすぐ回り込むので、同じ木をしばらく粘って観察する
- 声よりもまず「動く木肌」を探すイメージで双眼鏡を当てる
- ゴジュウカラやコゲラと混在するので、その群れを見つけたら要チェック
撮影の立ち回り
- 遊歩道沿いの森で、見通しの良い太めの幹が並ぶ場所を選ぶ
- 逆光で輪郭だけになりやすいので、朝は太陽を背にする位置で構える
- 動きが速く距離も近いので、ズームはそこまで長くなくても良いが、AFエリアは「小さめ」に設定して幹から抜けないようにする
撮影カメラとレンズ
ふらの鳥沼公園で撮影
偶然にも木をひたすら走る鳥を見つけました。
くちばしが特徴的で変わった鳥だな~と思いながら撮影、キバシリでした。
今回の撮影機材はカメラが富士フイルムのX-T5と
レンズはFujinon XF 150-600の組み合わせ撮影しましております。
小さい野鳥を撮影するので600mmはほしいところです…
まとめ
- キバシリは、木の幹を下から上に向かって、らせん状にちょこちょこと登る
- 体色が樹皮そっくりなので、動きに注目すると見つけやすい
- 鳴き声さえずりはピーピョッピョッ、ピリーピリー鳴き声が特徴的
- 小さい野鳥なのでレンズは400mmから600mmはほしい


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